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日記

時事ネタやいろいろなことを気ままに書くかもです

困った事に額の鍵穴からストロングゼロが出てこない。どうやら在庫切れのようだ

17/12/21(木)00:14:56 No.473139649 del そうだねx1 01:15頃消えます
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困った事に額の鍵穴からストロングゼロが出てこない。どうやら在庫切れのようだ
私は仕方なく店の看板を裏返してティテュバの元へ向かう。追加のお酒を催促すると対価を要求されたのでマスターのQP庫からいくらか頂戴し現金一括で払ってやった。一人の商売人として商取引を交わす実感に胸が高鳴る
その場で額と口からストロングゼロを補充する私にティテュバは何か言いたげな視線を向けていたがお酒の前では些細な問題だろう
仕入れを終えて千鳥足で自分の酒場に帰る道すがら、ティテュバから謎かけを出題された
曰くそれは薬であるが毒でもあり、あまり多く取りすぎると死に至る病となるものだそうだ
特徴から察するに多分キュケオーンか何かだと思うのでマスターの部屋の前で鍋を抱えて右往左往している大魔女にマスター殺しの嫌疑をかけられている旨を説明し釘を刺しておいた
やっとの思いで酒場に辿り着いた私は看板を元に戻し、椅子と机を並べ直してお客様を待ち構える
しばらくすると肩を落とした大魔女がカウンターの隅にちょこんと腰掛けたので、私はいつものように額の鍵穴からストロングゼロを注いでカクテルを作るのだった
今夜も長くなりそうだ

17/12/19(火)08:28:39 No.472777470 del

召喚されて一月が経つ頃、カルデアの隅に小さなスペースを借りた。
そこにテーブルと椅子を揃え、グラスと少しのお酒を集めた。酒場ごっこがしてみたかった。
誰も知らない私の酒場はいつもがらんどうだったがそれほど困ってはいなかった。一人傾けるグラスにも趣がある、お酒には寂しさだって似合うのだ。
それは珍しく私の酒場にお客様が来た日の事。涙目の女神様は席に着くなり愛の霊薬なるものを求めてきた。この酒場に礼装の備蓄はなかったがそこはそれ銀の鍵で保管庫から失礼してミキシンググラスに注ぐと、網膜を刺すようなきついピンク色が目に染みた。中和するためストロングゼロを並々と注いで手早く混ぜ合わせ、完成したストロング霊薬を二人分のグラスに注ぐ。
何に乾杯しましょうか、女神様?
「……あの二人の未来に」
一度だけ二つのグラスが触れ合って、それきり女神様は何も言わなくなった。私はただ求められるままに次の一杯を差し出した。
やがて酔い潰れた女神様を迎えに来たのはやっぱりマスターで、それは彼女の勘違いの証明でもあった。
嬉しくなった私はグラスに残ったストロング霊薬を虚空に差し出す。
あの二人の未来に、乾杯。

17/12/19(火)12:42:25 No.472806372 del

カルデアの隅に小さな酒場を構えて一週間、噂の大魔女がやってきた。
額の鍵穴からストロングゼロを注ぐ私を彼女は鼻で笑う。
「ストロングゼロか。実に安直な一杯だね」
なるほど大魔女様はもっと大人なお酒がお好みのようだと気付いた私は保管庫から秘蔵のリンゴ酒をスイと取り出し口に含んでから思いっきり吹き掛けた。労せずして芳醇な香りを身に纏った鶏肉は何が起こったのか分からない表情で目をぱちくり見開いている。さてここでネタばらし実はこれ祝いの席でマスターが口をつけて結局そのまま飲み残したお酒なのである、それを吹き掛ける事でいわば間接ペッティングをさせたわけだ。
「なるほどね。しかし君は私の知らない所でマスターと飲む事によって私の宴会担当大魔女としての面子を潰した。惚気をひけらかす事がもてなしだろうか?若いバーテンが陥りがちなエゴイズムだ」
顔を真っ赤にしながら取り繕う様に腹が立ったので入浴中のマスターの真上に全裸で放り出してやった。
一人残された私はストロングゼロを注ぎながら彼女の痕跡に想いを馳せる。
善良にして高慢なる大魔女が飛び去った後の丸椅子には、臆病な女の濡れた匂いだけが横たわっていた。

17/12/19(火)21:43:13 No.472900897 del

熱病の解決の目処が経った今日の夜、一人の長髪の男性が私の酒場を訪れた
彼は私のような少女が額からストロングゼロを飲む姿にギョッとし、諌めようとしたが何か諦めた表情をして席につく
聞けばこの彼はこのカルデアを襲った熱病で久々に休暇をとることができたようで、おそらく明日には解決しまた激務に駆り出されるだろうと、休日最後の時間に私の酒場でゆっくりと飲みにに来たらしい
外宇宙の神々も震え上がるおぞましい過密シフトの愚痴を聞きながら、私は彼に明日からの激務に耐えられる特別な一杯を提供した
レシピ
ストロングゼロ(ドライ 500ml缶)…1本
カルデアのスタッフがよく飲んでいる緑のドリンク…2本
ケルトの女王提供の蜂蜜酒…適量
神便鬼毒酒…適量
キュケオーン…大匙2杯
以上をシェーカーで混ぜ身の危険を感じ逃げようとした孔明に流し込むと彼はそのまま見たこともない顔色になってそのまま床に倒れた
その後、熱病を解決し冥府から帰ってきたマスターが動かなくなった彼を引きずってまた冥府へと戻って行き、私は彼にいつか安息の日が訪れることを祈りながらストロングゼロを飲み干した

17/12/20(水)00:16:49 No.472942918 del

騒がしいクリスマスソングがカルデア中に響いている。
酒場は静かなものであってほしい。そんな小さな望みも叶わないのかと眉を潜める私の元に、変わった客が訪れた。
「未熟なりに我を歓待する無礼を許す。死ぬ気でもてなせ」
黄金鍵の王様は背もたれもない丸椅子でふんぞり返ってみせる。器用だ。
擂り鉢型のグラスに向けて額の鍵穴からストロングゼロを注ぎ、礼装庫から頂戴したアルトリウムαを僅かに垂らした。仄かに光る深緑が素敵な一杯だった。
「たわけ者が。落第だ」
落第だそうだ。はて何がいけなかったのかと落ち込む私を見かねたのか、王様は蔵を開いて何かを取り出してみせた。
「世の廻りを受け入れ愉しむ心、これを風情と呼ぶ」
いくつかの赤い果実と、たった一つの小さな黄金。それらをカクテルグラスに放ると、王様は一口も飲まずに帰ってしまった。
残されたグラスに目をやる。深緑の酒はゼリーに変貌し、投入された赤い果実は不規則な深度で固定されていた。グラスの底に鎮座する一粒の黄金の意味に気付いた時、また騒がしいクリスマスソングが聞こえてくる。試しにグラスを逆さにしてみると、なるほど笑みだけが零れた。
風情。良い言葉だ。

17/12/20(水)21:02:33 No.473091082 del

酒場で酒と軽食のデリバリーを始めた。
評判は上々で、配達を切欠に来店する人も増えている。
店の隅で燻っている大魔女の高速妄言を聞き流す私の元へ訪れた彼女も、その一人だった。
「お勧めを頂けますか」
私が額のストロングゼロでエリクサーを割って差し出すと、上機嫌なお客様はグラスの中身を一息で飲み干してみせた。実に気持ちいい飲みっぷりだ。
「何かいい事?ありましたとも。着飾ったマスターくんが所在なさげに突っ立ってたので新宿に拉致しまして。彼意外とカワイイ所があってですね」
街の寒さと絡めた腕の暖かさ。「今日はありがとう」なんて一言も添えられた別れ際の寂しげな笑顔。店の隅から漏れ出る嗚咽など気にも留めず、彼女は大声で惚気続ける。
「それで今夜の先約が入ってなければ、もう一杯飲んだ後で夜の伴に誘おうと思ってるんですよ」
その言葉を合図に、私は下拵えしたスモークチキンをマスターめがけて出荷した。
「うまく行くといいんですけどねぇ」
彼女は潤んだ瞳で、上気した頬を綻ばせる。
もう急ぐ仕草は必要ない、一人の夜は長いのだ。
杯に祈りを、肴に冬の思い出を。
グラスが重なる澄んだ音が、静かな酒場に残響した。

17/12/21(木)10:57:15 No.473190803 del

いぐないぐなとぅふるとぅくんがと頭を揺らす
私の酒場の在庫のストロングゼロもティテュバ持ちの在庫も切れ
しばらくは別のお酒で凌がなく無くてはならなくなった
ならば私オリジナルのお酒を作れば良いのではないかと思い
鍵穴にお酒っぽいものをかたっぱしから注ぎ込んでいるのです
愛の霊薬、若返りの霊薬、神便鬼毒酒、黄金のリンゴ、鮭、あとは
あの筋骨隆々なお方が置いていった勇士の滾り?それらをぐるぐる混ぜて・・・
あぁ、我が父なる神もお喜びだわ 唸る触手が心なしか赤いもの
そして本日一人目の来訪者、敗北の大魔女さまにできたてホヤホヤの
アビゲイルスペシャルを鍵穴から直接口に注ぎ込んでそのままマスターの部屋に投げ込んだ
青少年の可愛らしい悲鳴と甘い少女の喘ぎが一瞬響いたが即座に嘔吐音の嵐に切り替わり
二人目の来訪者は病人を抱えたマスターでした
分量の研究を進めなければならないわ。別のものを入れてもいいのかもしれない。
シャイタンの腕とか。

17/12/21(木)23:50:04 No.473324009 del + 00:50頃消えます

「意中の人を確実に落とせる口説き文句とかどこかに載ってないかな…」
常連の世迷言を聞き流しながら、私はカクテルを何もない空間に差し出した
グラスは私の眼前で虚空に浮かび、しかしその中身は減らぬままカウンターに戻される。どうやら一杯目は今日の気分でなかったようだ
失敗作は呻く大魔女への手向けとして、私はストロングゼロを注いだグラスに三つのマナプリズムを溶かして提供した
再び虚空に浮かぶグラスの中身はしばらく揺れた後どこかへ消え去り、空のグラスがカウンターに戻される。その中に二枚のマルク金貨が小気味良い音を立て飛び込んでくるのを確認して、ようやく私は息を吐く。気に入って貰えたようだ
彼の好みは移ろいやすいが、絶対に妥協しない。一杯しか飲まないくせに、完璧な一杯が来るまではどこまでも粘り強く待ち続けてくれる。そして帰り際に投げ入れられる金貨は、いつだって飲まずに突き返した分まできっちりと支払われているのだ
勝利に一枚、敗北に一枚。どちらも同じだけの価値があるのだと、彼の金貨は語ってくれた
いつまでも留まろうとする風見鶏をマイルームへと叩き出し、一仕事終えた私は上機嫌でグラスを磨くのだった

テーマ:Fate/Grand Order - ジャンル:オンラインゲーム

  1. 2017/12/22(金) 02:01:13|
  2. ふたば
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